当日に話題になった生き物のリスト
谷津の斜面の木々と湿原の草原の間に位置するフェンスは、ジョロウグモが網を張って生きていくのに最適な生育環境だそうです。木々と湿原の間を様々な虫が飛び交います。その間のフェンスに網を張ることでジョロウグモの幼体は豊富に餌が捕獲できるというわけです。 このジョロウグモは3齢の幼体です。1〜2年前齢の時には「まどい」といって集団で生活していましたが、3齢になると分散し、このように単独での生活をはじめます。 またフェンスに菱形がたくさんあることでジョロウグモの個体が分散されて、個々が住みやすい環境ができているそうです(人がマンションに住むような感覚でしょうか?)。 補足としてジョロウグモの一生を先生がわかりやすく話してくださいました。今回観察したジョロウグモの幼体は図の幼体(6/13撮影)にあたります。