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■海沿いの陸地 |
海沿いの陸地には、海に生活の場を求める鳥たちが暮らしています。
この日は魚を主食とするミサゴが上空を旋回しており、ボラを捕らえて飛んでいるところも運良く見られました。
ミサゴは足から水中にダイビングして爪で魚を掴みます。爪は一度魚に刺さると簡単には抜けないような形になっているので、獲物があまり大きいと引き上げられずに逆にミサゴが溺れてしまうそうです。
捕らえた後は陸に持って行って食べますが、この時はディズニーランドのほうに向かって飛んでくのを全員で観察しまた。
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今回のテーマ別観察会は唐沢先生の著書「野鳥博士入門」をテキストとして利用しました。テキストを見ながら実物を観察できたため、理解が深くなる、メモを取らず話に集中できる、など参加者の皆さんから好評でした。
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そのなかでフクロウの羽を使っての鳥の羽の話は興味深いものでした。
羽を振り下ろしたり打ち上げたりすることで自然と推進力が得られるようになっているそうです。生物のこうした仕組みは現在いろいろと研究されていて、化学や工業など様々な場面に応用されています。 |
「野鳥博士入門」p.88
(全国農村教育協会)より |
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また、水鳥の足の位置の説明もありました。潜水タイプの水鳥の場合、体の後方に足がついていて潜水や泳ぎに向いた足の位置になっています。そのため陸で歩くのは苦手で重心が取れずヨチヨチとした足取りになるようです。 |
「野鳥博士入門」p.103
(全国農村教育協会)より |
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渡り鳥の海鳥をメインにした観察会でしたが、それ以外にも多くの鳥たちが姿を現してくれ、有意義な時間を過ごせました。
海辺と一言で言っても、海面、干潟、海沿いの陸地などいろいろなエリアに分けられます。
多様な環境に適応した様々な鳥の暮らしの一端を垣間見ることが出来ました。
参加者の皆さん、講師の唐沢先生、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。 |
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