2010年  テーマ別観察会:
農場の自然観察
2010年6月6日
茨城大学農学部附属FSセンター
今回の観察会は、農場という、いつもと違った環境です。さらに口蹄疫で警戒のなか、足元の消毒や立入禁止区域の説明などがあり、岩瀬学長の開会の挨拶の後、やや緊張気味にはじまりました。
どんな話が出てくるか、お楽しみください。
今回の観察会では、茨城大学農学部附属FSセンターの佐合隆一教授を特別講師にお迎えしました。
佐合先生をはじめ関係の皆さんにはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
ユズリハの葉の交替
【岩瀬】今まさに、ユズリハの葉が交替しているところです。下にたれているのが去年の葉、上を向いているのが若い今年の葉です。古い葉から新しい葉へ譲るのでユズリハと言われています。ユズリハの葉の寿命はおよそ一年ということがわかります。

 

ヨウシュヤマゴボウの茎
路傍のやぶから、岩瀬先生が雑草を切り取って示しました。
【岩瀬】これはヨウシュヤマゴボウです。今日は一本切らせてもらいました。この茎を縦に切ってみましょう。
みんなの目の前で茎を縦に裂いた。
見ると茎の内部は空洞で、多数の白い膜で仕切られている。
【岩瀬】ヨウシュヤマゴボウはこのように膜があり、独特の面白い構造をしています。この茎は中空と言っていいでしょうね。若い茎から秋に枯れるまでずっと中空で膜があります。
【質問】この構造は早く伸びるためなんですか?
【岩瀬】そうかもしれません。中空にしておけば効率よく伸びることができますね。ほかの植物よりも早く伸びるということは強味になるでしょう。
ヨウシュヤマゴボウはどこにでもあります。皆さんのまわりにもあると思うので、後日切ってみてください。
ヨウシュヤマゴボウと岩瀬先生
『雑草博士入門』(全農教) より
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キクスイカミキリ
ヨモギの群落で、先端がぐったりと垂れ下がったものがある。
【平井】これは“キクスイカミキリ”というカミキリムシの被害です。折れ曲がった裏にカミキリムシがかじった痕があるのがわかりますか? ここに産卵して、幼虫は茎のなかを食べながら下におりていきます。産卵は毎年5月ごろで、一頭で一本の茎を食べます。
キクスイカミキリは栽培のキクを食べるので、農業上の害虫とになっています。

 

キクスイカミキリの被害を受けたヨモギ。右の黒いスジは食痕
キクスイカミキリ幼虫
現場の被害茎を持ち帰って撮影したもの(撮影:平井)
キクスイカミキリ成虫
(2005年5月、見沼で撮影)
ナヨクサフジ
【飯島】これはナヨクサフジ、別名ヘアリーベッチといわれるマメ科の植物です。農業では“カバープランツ”と言って、タネを播いて育てることによって雑草の生えるのを抑える、という狙いで利用します。果樹園などでも積極的に利用するようです。カバープランツは耕起時に鋤き込むという方法もあります。
在来種の“クサフジ”に似て、見た目はきれいですね。ナヨクサフジは逃げ出して雑草になっているようです。
【質問】カラスノエンドウにも似ているようですが…
【飯島】そうですね。私はここで自生しているカラスノエンドウをカバープランツにするのがいいと思うのですが、生育期間が短いことや発生が不安定な点で問題があるようです。
カバープランツとしてナヨクサフジを使った畑
カバープランツという言葉は聞きなれない。
要は春先の田んぼで見られるレンゲのことかと思った。でも、そういえば近頃田んぼのレンゲをあまり見かけなくなったのはどうしてだろう。
ナヨクサフジ(2006年8月、市川で撮影)
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雑草管理を栽培に生かす
続いて佐合先生の研究の一端を紹介いただいた。この観察会ならではの話題だ。
【佐合】ここでは雑草の管理方法の違いによって植生がどう変わるか、そしてそれが土壌にどう影響するかを調査しています。基本的に 1. 耕耘(こううん)2. 刈払い(草刈)3. マルチ被覆、の3つの方法で調査しています。これらの経年変化で、雑草の植生はどうなるかというと、
1. 耕耘区は耕して裸地化するので、雑草は1年生主体となります。
2. 刈払い区は多年生雑草主体となります。
3. マルチはもちろん何も生えてきません。
写真左から 1.耕耘区、2.刈払い区、3.マルチ被覆区
【佐合】こうした管理を続けると、土壌の養分分布に変化があります。
1. 耕耘区は裸地化されているので、降雨によって養分(硝酸態窒素など)が下に流失することになります。
2. 刈払い区は逆に土壌表面近くに養分(硝酸態窒素など)が集中します。時にはプラウといって畑土の上下を入れ替えてやることが必要になります。
土壌中の養分の分布(概念図)
【佐合】どの方法がすぐれているということではなく、要は耕耘と刈払いのバランスを考えて、栽培に生かすということです。
『雑草が栽培に役立つ』ということは初めてうかがった。
雑草管理で土壌の養分の垂直分布を調整するとは… 農業は奥が深い。難しい話だが、短時間の説明ですべてを知ろうというのは無理があるのかもしれない。研究には何年もかかるのだ。
ほかにも、除草剤による試験区も紹介いただき、ヒメムカシヨモギ、ハルジオンなど除草剤に対する抵抗性を持った“スーパー雑草”の話もうかがった。
途中、アカスジキンカメムシも飛び入りで話題になりました。
キンカメムシの仲間は美麗種ばかりです。アカスジキンカメムシはそのなかで普通に見られる、もっとも身近なキンカメムシです。自然観察大学では過去に何度か幼虫を観察できましたが、成虫はたぶんはじめてです。

 

アカスジキンカメムシ成虫
体長は20mm弱
雑草群落
【岩瀬】ここは典型的な初期の雑草群落です。
耕された後に生えてくる雑草は、大体こんな感じです。ここではとくにヒメムカシヨモギが目立っていますが…
やっぱり岩瀬先生は雑草の話をするときはうれしそうに見える。
ヒメムカシヨモギをはじめ、オオアレチノギク、ヒルガオ類、スカシタゴボウ、イヌタデなどが見られる。それと去年作付されていたなごりだろうか、ソバとジャガイモも見られた。
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田園地帯の鳥、ヒバリ
同じ場所で今度は唐沢先生の話がはじまる。
【唐沢】この雑草群落のような環境はヒバリにとってとても住みやすいところです。ほら、上空ではヒバリが囀(さえず)っています。我々を見て“あやしげな団体が来た”と警戒しているんでしょうね。ヒバリは、このような見通しのよい環境で、人や天敵に見つからないように巣をつくります。
上空と地上で囀るヒバリ(撮影:唐沢)
【唐沢】耕作地のような柔らかい土地で、雑草の根元を掘って、そこに枯れ草の茎や根などをつかって巣をつくります。親鳥が巣に戻るときは離れたところに着地して場所がわからないように行動します。探してもなかなか見つかりません。
実はこの圃場はトラクターで耕起する予定だというので、先日見つけたヒバリの巣を保護しておきました。
 
オオアレチノギクの根元にあるヒバリの巣。見つけにくい(撮影:唐沢)
みんな興味深々でヒバリの巣を見ながら、産卵や子育ての詳しい話をうかがった。
ヒバリと並んでムクドリ、ハシボソガラスは田園地帯の典型的な鳥ということだ。都会ではハシブトガラス、郊外ではハシボソガラスという住み分けになっているらしい。
ミミナグサ
【岩瀬】これは “ミミナグサ”といってもともと日本にあった雑草ですが、最近は見かけることが少なくなりました。反対に外来種の“オランダミミナグサ”はどこにでもあります。両種は比べてみると違いがわかります。花茎の長さや毛の感じが違います。ミミナグサは赤味が強いものが多いという傾向もありますが決定的な違いではありません。

 

オランダミミナグサとミミナグサの比較
『校庭の雑草CD付』(全農教)より
ヒルガオ
【岩瀬】この畑ではヒルガオの仲間が目立っています。一般に畑地ではコヒルガオの方が多いようです。花はつけますがめったに種子をつくることはありません。地下に根を伸ばして繁殖し、耕耘すると切れた根から芽を出す厄介な雑草です。

 

コヒルガオの地下部
『形とくらしの雑草図鑑』(全農教)より
【岩瀬】“コヒルガオ”と“ヒルガオ”はよく似ています。葉の形や花柄の翼の有無で見分けますが、中間的なものもあるのでややこしいです。
ヒルガオとコヒルガオの比較
『形とくらしの雑草図鑑』(全農教)より
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水田にて
【佐合】米というと「コシヒカリ」ですが、ここでは学生の実習でちょっと変わったイネを作っています。 「千葉錦」は明治時代に香取権兵衛さんという方がつくった古い品種です。隣の「タカナリ」は超多収品種で、普通1 反(10アール)あたり500-600kgと言われますが、このタカナリは1 反あたり1トン収穫できます。そちらのイネはアフリカの稲作用に開発したもので、通称 「ネリカ米」と言います。New rice for AfricaでNERICAです。やはり超多収品種で通常の5割増とされています。

 

水田の除草剤
【佐合】このボトルは水田用の除草剤のボトルです。いまから田んぼの雑草を防除します。
… はいっ。これで終わりです。
ペットボトルのようなものを軽く振って、少量の白い液体を水田に飛ばした。
本当に一瞬の動作だった。水田には少量の白い液体がまかれている。それが除草剤だ。
【佐合】これをあと何回か振ればこの広い田んぼの除草は終わりです。今、農家が除草に費やす時間は年間で1反あたり1.8時間といわれています。年間(5-10月の栽培期間)でわずか2時間弱です。泥田に入って除草する昔の重労働に比べると、たいへんな違いです。
【質問】雑草は枯れても、イネには影響はないんですか?
【佐合】除草剤は “選択性”というのがあって、イネには影響はありません。同じイネ科植物でもヒエ類のような雑草は枯らす、という高度な選択性があります。
【質問】田んぼのほかの生き物への影響はどうですか?
【佐合】現在の除草剤の多くは“アミノ酸生合成阻害作用” という働きをします。体内でアミノ酸を生成するのは植物特有のもので、動物にはありません。したがって動物にもまず影響しません。信じ難いかもしれませんが、たとえばこの除草剤は、われわれ人間に対しては食塩よりも安全(急性毒性)だということが確認されています。
最新の農薬事情は想像以上に進んでいて、環境への配慮もされているようだ。
参加したみなさんは一様に驚いたようだった。
イネミズゾウムシとイネドロオイムシ
【平井】イネの栽培初期の害虫でイネミズゾウムシとイネドロオイムシというのがいます。どちらもこの田んぼでは少ないですが、多発生するとたいへんです。
イネミズゾウムシは米国から干草について入ってきたと言われています。成虫はイネの葉を食害し、幼虫は田んぼの中にいて根を食べます。日本では雌だけの単為生殖で増えています。日本に入った当時は大発生して被害が大きかったのですが、今ではイネの苗箱で農薬を使うことで落ち着いてきました。
イネドロオイムシは成虫と幼虫がイネの葉を食べます。幼虫は乾燥に弱いので自分の糞を背負っていることから“泥負い虫”と言われていますが、正式和名は“イネクビホソハムシ”というハムシの一種です。北日本の冷涼なところで大きな被害となります。
イネミズゾウムシとイネドロオイムシ
『防除ハンドブック/稲の病害虫と雑草』(全農教)より
採集したイネミズゾウムシの成虫とイネドロオイムシの幼虫を見せていただいた。
体長はそれぞれ3mmと4mmということだが、想像以上に小さい。
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ライムギ
【岩瀬】これはライムギです。どこでも見られるというものではありません。ライムギはパンや醸造用の原料、あるいは家畜の飼料に利用されますが、この農場では畑に鋤(す)き込んで肥料にしているそうです。
穂の感じはオオムギともコムギとも違いますが、どちらかというとオオムギの系統に近いようです。
ライムギは“カゲムギ”と言って、一部の地域で畑の風除けにも利用されています。アブラムシ除けになるという説もあるようですが、本当かどうかわかりません。

 

ズッキーニ
【岩瀬】みなさんスーパーなどの店頭で見ることはあると思いますが、これはズッキーニです。キュウリのような実があって、その先に花がついています。ズッキーニもキュウリもウリ科で、花の下に子房があるため“子房下位”と言います。ウリ科植物はこの形になります。
ちなみにジャガイモやナスなどのナス科植物は“子房上位”で、果実の下にがく(へた)がつきます。

 

【岩瀬】上か下かというのは見方によるので、ちょっとややこしいかもしれません。『校庭の作物』にはそのあたりが詳しく解説されているので、後で読んでみてください。
『校庭の作物』(全農教)より
ここで農場内の果樹園に移動し、30分ほどの昼食休憩。
休憩時間も思い思いに観察をしている。
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ニホンノウサギ
【唐沢】昼食の後なので分りやすいと思いますが、これはニホンノウサギの糞です。小さいのが幼獣、大きい糞は成獣です。比べるとずいぶん大きさが違いますね。

 

ノウサギの幼獣の糞(左)と成獣の糞(右)(撮影:唐沢)
【唐沢】ノウサギ(hare)はカイウサギ(rabbit)と違って、生まれた時には体毛が生えており、目も見え、すぐに移動もできます。授乳も1日1〜2回、それもわずか2〜3分。脂肪分の多い母乳を与えます。天敵の多い畑や野原での生活に適応しています。
猛禽類やテンなどの肉食動物に捕食され、死亡率が高いのですが、年に3〜5回も繁殖する多産で生き延びています。しかも、交尾が刺激になって排卵する交尾刺激型排卵なので妊娠する確率も高いです。
 
  【唐沢】これは以前撮ったニホンノウサギの幼獣の写真です。佐合先生のお話では、この農場でも作物の被害があるそうです。佐渡では、植林した苗をノウサギが食べるのでテンを導入したのですが、ケージ内のトキを捕食して話題になりました(余談ですが、これがテン敵です)
ニホンノウサギの幼獣。額にある白い斑紋が特徴(撮影:唐沢)
ほかにも飼育した体験談やマタギの使うノウサギ捕獲用具を紹介いただきました。
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クリタマバチ
【田仲】クリの木に虫こぶがありますが、これはクリタマバチの虫こぶです。このなかには幼虫がいます。虫こぶにして栄養価を高くしてから食べています。
クリタマバチは中国から侵入したクリの害虫で、かつて問題となっていましたが、同じ中国から導入された天敵のチュウゴクオナガコバチによって発生が減りました。
クリタマバチはクリの芽に虫こぶをつくる
クリタマバチとチュウゴクオナガコバチについては、田仲先生の詳しい話があります。全農教HP「話のたねのテーブル」 No.3(2009年2月)をご覧ください。すごい写真も掲載されています。
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ジョロウグモ
【浅間】先日の野川公園でジョロウグモの卵のうを観察しましたが、ここで今、卵のう、まどい、抜け殻が同時に見られます。
卵のうから孵化した後、2齢までは集団をつくります。これが“まどい”です。まどいを刺激するとワッと逃げますが、これが“クモの子を散らす”という状態です。
まどいの後さらに脱皮すると糸を出して飛び、分散します。
ジョロウグモの卵のう
ジョロウグモのまどい
まどいのクモが分散した後の脱皮殻
ブドウのカイガラムシ
【山崎】ブドウの幹にカイガラムシがいます。“モミジワタカイガラムシ”です。このカイガラムシは、ブドウの樹液を吸って生活しています。ここで共生しているアリはたぶんアミメアリです。共生関係はそれほど強くないようですが、カイガラムシのところまで蟻道を作っています。

 

【山崎】カイガラのふたのようなところが虫体で、その下の白い綿のようなものは卵のうです。これを壊してみると、中の紅色の粒が卵です。
このカイガラムシはブドウの樹勢を弱らせる農業害虫です。今回、農場の好意で観察会まで放置していただきました。管理の方からは、観察したらなるべくつぶすように頼まれていますから、遠慮なくつぶしてみてください。
みんな恐る恐る潰してみる。一人がびっくりして声を上げた。
「先生、これ、動いてます。」
【山崎】すごいのを見つけましたね。動いているのは卵ではなくて1齢幼虫です。
カイガラムシは普通、1齢幼虫だけが脚があり、分散して餌場に移動します。2齢以降は脚がなくなって移動しません。

 

 
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カキの雌花と雄花
【岩瀬】カキは庭先などみなさんの身近にあると思いますが、ここは目の高さで花が観察できます。カキは雌雄同株ですが雌花と雄花があります。雌花では柱頭が目立ちますが未発達のおしべもあります。雌花は花のときから子房が大きいですね。雄花はおしべが発達して全体に小さい感じです。

 

カキの雌花(左)と雄花(右)
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植物群落遷移調査地
【飯島】ここは7年間遷移の調査をしてきたところです。波板で区切ってあるところです。今はススキやセイタカアワダチソウ、ヤブガラシが目立ちます。木本は3年目から入ってきて、現在はクワと近くから飛散したカエデがあります。
今は見てのとおり“やぶ”のようになっていますが、はじめたころからの状態を写真で見てください。
  (写真:飯島)
【飯島】裸地化した状態から、はじめは1年生草本、そして越年生、多年生と優占種が変わってきます。
はじめのうち、3年目くらいまでは植物種が多くて、芽生えから同定する必要もあったりして調査もたいへんですが、その後落ち着いて安定してきます。
調査結果をまとめたデータから、グラフ化したものを提示いただく。
【飯島】これは東京湾岸で調査した別のデータです。3年目に40種になりますが、そのあと種類数が減ります。生活型でみると、1年生→越年生→多年生→木本と変化してくるのがわかります。この東京湾岸の例は『校庭の雑草』に書いているので、後でじっくり、そちらを見てもらえるといいと思います。
飯島先生はあちこちで群落調査をしていらっしゃるようだ。
大地主といっていいだろうか。

 

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参考図書『校庭の作物』のご紹介
【岩瀬】今回の観察会では“農作物を植物学の眼で観察する”ことがテーマでしたが、話題が豊富でなかなかゆっくり観察することができませんでした。今回参考図書に挙げた『校庭の作物』は主に板木利隆さんが書いたものですが、とても面白い、よくできた本だと思います。ライムギや子房と果実の話など今回の農作物の話はほとんど掲載されています。残念ながら売れ行きはよくないようですが、みなさんぜひ手にとってよく見てください。

 

岩瀬先生おすすめの『校庭の作物』(全農教)
【さいごに】
この農場は豊かな環境でした。いま世界規模で“生物多様性”の重要性がうたわれていますが、農地はその中心であると言っていいでしょう。
そんななかで、いつものフィールドと違った興味深い観察会ができました。雑草管理や農業の実際という、我々にとって新鮮な話もうかがえました。
今回の観察会は、佐合先生をはじめ、関係の方の理解と協力をいただき、実現できました、改めて御礼申し上げます。
参加いただいたみなさん。講師のみなさん、とくに種々ご配慮いただいた飯島先生、ありがとうございました。
今回参加いただいた方で、写真のデータを希望の方は事務局まで申しつけください。
折り返しEメールでお送りします。約3.7メガの容量ですが、ご希望の容量に間引きもできます。

NPO法人自然観察大学 事務局: jimu@sizenkansatu.jp
 

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2010年度 野外観察会
第1回の報告

第2回の報告

第3回の報告 テーマ別観察会:
シダ植物観察入門