2012年  テーマ別観察会:
農場の自然観察
2012年9月9日
茨城大学農学部附属FSセンター
今回で2度目となる農場の観察会が開催されました。真夏と変わらない暑さとなりましたが、とても賑やかな会となりました。簡単ではありますが、報告させていただきます。
◆今回の観察会では、茨城大学農学部附属FSセンターの佐合隆一先生、高橋是成先生を特別講師にお迎えしました。
佐合先生をはじめ関係の皆さんにはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
畑作物とマメコガネ(田仲先生)
※畑のわきの雑草群落に、農業害虫としても有名なマメコガネがたくさん生息していました。
このマメコガネは害虫としてよく知られています。成虫は葉や花を食べるのですが、幼虫が地中の根を食害するため被害が大きくなります。戦前に米国へ渡って大害虫となり、ジャパニーズビートルと呼ばれて大戦中は対日本の宣伝に使われたほどです。土中の幼虫に寄生する細菌によって駆除する研究が進んでいます。日本ではツチバチ類などの天敵が多く、大発生することはありません。

 

マメコガネ
麦作あとの雑草・農道の雑草(岩瀬先生・飯島先生)
※麦畑の収穫後に生える雑草と、畑の農道に生える雑草を二人の先生に解説していただきました。まずは岩瀬先生。
ここは麦畑で、耕作を休んで2か月ほどでこのように雑草が茂りました。刈られてしまっているためはっきりしませんが、ここでの優占種はメヒシバ、次いでオヒシバ、エノコログサ類などです。エノコログサはいわゆる猫じゃらしとして親しまれていますが、いくつかの種類があります。身近なものではエノコログサ、アキノエノコログサ、キンエノコロの3種がよく見られます。いろいろな見分け方がありますが、穂で見分けるのが分かりやすいでしょう。エノコログサは穂が直立する感じ、アキノエノコログサは穂が長く湾曲しています。キンエノコロは穂が金色に輝いて見え、直立しています。正確には苞穎の長さで見分けられます。
近年、オオエノコロと呼ばれるものが多く見られるようになっています。エノコログサやアキノエノコログサとアワとの交雑種であると考えられており、小穂の感じが異なっていることで簡単に区別ができます。エノコログサやアキノエノコログサは小穂が直接ついていますが、オオエノコロは茎から枝が出てその先に小穂がついています。
これらは耕作する側にとっては厄介ですが、何も生えてこない畑は逆に不気味です。緑を増やしてくれるという意味ではありがたい存在であると言えるでしょう。
説明される岩瀬先生
オオエノコロの小穂
※続けて農道の雑草について、飯島先生の解説です。
足元に背の低い雑草がいくつも生えています。この平たい葉はオオバコ、地域によっては“げーろっぱ”などと呼ばれているようです。種子は靴などについて生息範囲を広げるのですが、畑の中の耕しているところには生えないので、畑の雑草とは言い難いです。
こちらの丈夫な雑草はカゼクサ、それからチカラシバも生えています。これらも農道に多く、耕作畑には入りません。非常に丈夫な雑草なので、昔よく草同士を結んで環を作り、いたずらに使ったりしました。
道端の雑草を観察する
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トマトの養液栽培(佐合先生)
※トマトが栽培されているハウスの横で、佐合先生の解説です。
通常の畑と違い、ハウス栽培では畑の場所を変えていくことができません。そのため塩類土壌や輪作障害などがおこると、土を入れ替えるなどの対策が必要となってしまいます。それを解決するのがこの養液栽培で、正しくは「根域制限日射比例給液栽培」と言います。これらはコンピューターで制御されており、気温や天候に応じて微調整を加えながら養液を与えています。
※ここで唐沢学長からの補足
ご覧のとおりトマトの鉢がとても小さいです。栄養が十分に与えられているときは、根を伸ばす必要がないのだそうです(下見の時に佐合先生から教えていただきました)。
※ハウスの周りには黄色いテープがめぐらされており、そこに多くの虫や、スズメの尾羽と思しき羽が付着していました。これに関して、後日佐合先生より解説をいただきました。

 

養液栽培の様子
このテープの正式名称について質問を受けましたが、一般的名称は「黄色粘着テープ(リボン)」のようです。黄色はアブラムシ、コナジラミなどを誘引する効果があります。その他に「青色粘着テープ(リボン)」があり、これはアザミウマ類を誘引する効果があります。商品名はいろいろあるようですが、黄色が「金竜」、青色が「青竜」と称されて販売されています。
クロウリハムシ(平井先生)
※道端の防風林で、カラスウリが虫に食われています。平井先生の解説です。
この虫食いはクロウリハムシというハムシの仲間が食害した痕です。はさみで丸く切り取られたようになっているのがわかるでしょうか。このクロウリハムシは、幼虫のうちは地中で根を食べますが、成虫になると葉を食べるようになります。その際、自分が食べる部分の周りを、ぐるりと囲むようにかじり傷をつけていきます。この行為はトレンチ行動と言われており、食害されないように植物が分泌する「摂食阻害物質」を遮断する意味があるのではないかといわれています。

 

クロウリハムシのトレンチ行動
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襲われたドバト(唐沢先生)
※農道を歩いていると、鳥の羽が1枚だけ落ちています。どうやらドバトのようですが…
こちらに羽が1枚だけ落ちています。実は先週の下見の際、ここにたくさんのドバトの羽が落ちており、どうやらオオタカかフクロウなどに襲われたのではないか、という推測をしていました。
これらの猛禽類は、ここのような広い場所での狩りを得意とします。実際にこちらの農場でもオオタカ、フクロウ、ハイタカなどが観察されています。
(※この日、高橋先生が農場で観察した「野鳥のリスト」を資料として配布していただきました。)
農場は渡り鳥の良い越冬地となるため、これらを狙った猛禽類も観察しやすい環境と言えます。
ドバトの羽を手に解説される唐沢先生
これらの猛禽類は、ムクドリ、カラス、スズメなどの野鳥を襲ってとらえた後、頭部を切り取って捨て、胸部とももの筋肉をおもに摂食します。皇居などでは、それらの食べ残しをタヌキが食べているようで、ため糞の中から野鳥の羽がしばしば出てきます。おこぼれをうまく利用しているのですね。
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水田雑草とヒエ(佐合先生)
※豊かな実りを見せている試験場の水田ですが、隅の方は雑草らしき草が青々と茂り、水田の中にも何やらひょろひょろと伸びている雑草が見受けられます。佐合先生の解説です。
こちらの水田の中に生えている雑草は、アメリカアゼナとアゼナです。似ていますが、葉のふちを観察して、鋸歯になっている場合はアメリカアゼナ、丸くなっているものがアゼナです。中間的な形状のタケトアゼナも見られます。これらは「抵抗性雑草」といって除草剤が効かないため、大きな問題になっています。こちらの濃い緑色の雑草はコナギで、花は青くきれいですが、やはり抵抗性を持つようになりました。
水田の中の丈が高い雑草はイヌビエです。雑穀のヒエは栽培種ですがこちらは野生種で、似たものにタイヌビエ、ヒメタイヌビエなどがあります。これらは現在のところ抵抗性を持っていないのですが、収量が減るのはもちろん、放っておくとどんどん増える厄介な雑草であるのに変わりはありません。
また、ヒエは各地の稲の栽培時期に合わせて分化したとされており、早稲の田でも晩稲の田でも、稲刈りの前に種子を落として子孫を残すことができます。
イヌビエの混じる水田
斑点米カメムシ(平井先生)
※あぜ道に下りて、稲の穂につくカメムシの観察がはじまりました。
水田にイヌビエがはえています。その穂先にアシナガグモとハナグモが獲物を待ち構えています。
クモがいない穂にはカメムシがいます。名前はクモヘリカメムシといい、玄米に黒い斑点をつける斑点米カメムシの1種です。
今、穂先に見えるのは、幼虫が多く、成虫は全体の5%位です。幼虫は2齢から4齢です。4齢になると翅が目立ちはじめてきます。このクモへリカメムシはヒエの穂から吸汁していますが、イネの穂から吸汁している個体もいます。未熟なコメがこれに吸汁されると「斑点米」となり、これが混ざるとコメの等級が下がってしまうために問題となります。
クモヘリカメムシの成虫
斑点米
※ここで浅間先生がクモを見つけました。
アシナガグモが巣を張っています。カメムシ類はアシナガグモの巣に引っかかっても、網が破れてしまうため、アシナガグモはカメムシ類の天敵にはなっていないようです。しかし網が絡まって落下したカメムシを、徘徊性のクモであるコモリグモが捕獲しているのが観察されており、結局のところはクモの餌になってしまいます。
こちらの穂では、クモヘリカメムシの幼虫がカニグモに捕えられていますね。すっかり吸い尽くされてしまっています。クモは消化液を注入し、体外消化し、それを取り込むのです。
吸われてカラカラになってしまったクモヘリカメムシの幼虫
水稲のいろいろな品種(佐合先生)
※様々な品種が栽培されている田で、佐合先生の解説がはじまりました。草丈や大きさ、色もばらばらです。
ここでは世界のいろいろなイネの品種を、種子の採集のために栽培しています。品種名にIRと入っているものは、フィリピンの研究所で開発されたもので、かつて「緑の革命」と呼ばれた品種改良によって生まれた「スーパーライス」と呼ばれている高収量品種です。現在では世界中で超多収品種のイネが栽培されていますが、これらはインディカ米の血が入った長稈種が多いです。いっぽう日本ではコシヒカリなどの短稈種がメインとなっており、これらは味が良いですが収量の低いものが多く、栽培コストの面で外国産米に大きく差をつけられてしまっています。日本人にはインディカ米はなじみにくいのかもしれませんが、例えばチャーハンを作るときにはこれらの長稈種を使うなど、少しずつでも導入していくべきではないかと考えています。
様々な稲の品種が植えられた田
こちらのイネはいわゆる赤米で、現在では日本各地で栽培され、「古代米」として売られています。しかし実は大昔に育てられていたイネの中に赤米が混在していて、日本人は1万年以上の時間をかけて、赤米を淘汰してきたのです。現在では珍重されていますが、近くで栽培しているイネとの交配が起こる可能性もあるため、安易に栽培するべきではないのかもしれません。
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糞虫(山崎先生)
※水田の先に牛舎が見えてきたところで、山崎先生の解説です。
ここで、皆さんに牛の糞をひっくり返していただきます。
(糞虫は結局見つからず)
先週の下見時はすぐに見つかったのですが、残念です。
糞の中には糞虫と呼ばれる甲虫がおり、
(標本箱を見せながら)
これらのように多くの種類があります。こちらのセンチコガネは非常に色が綺麗ですね。センチとは「雪隠」のことで、今風に言うと「便所コガネ」ということになります。エンマコガネは小さくて地味なものが多いです。先週の下見では、この仲間のコブマルエンマコガネを見つけることができました。こちらのダイコクコガネは非常に大きな角があり、また頭がスコップ状になっています。この頭は糞の中に潜り込むのに適しています。また、これらの糞虫類は、糞を探す必要があるために飛翔力が高いものが多いです。
牛糞をひっくり返して糞虫を探す
コブマルエンマコガネ
(ここで田仲先生から糞虫採集時のアドバイス)
糞虫は採取してすぐに標本にすると大変臭います。そこで、ジャムの小瓶に砂をつめて、その中に入れておくことをお勧めします。体表についた糞は砂に擦れて落ち、また体内の糞も2、3日すると排出されるので臭わなくなるのです。
カラスウリとキカラスウリ(飯島先生)
※放牧場の柵に、実をつけたカラスウリがつるを伸ばしていました。
このつるはご存じカラスウリです。こちらに未熟果もなっているので判別しやすいですね。
ところで、カラスウリには2種類あるのをご存知でしょうか。こちらに生えているのはカラスウリ、葉の表面がざらついて、粉が吹いたようになっています。秋になると楕円形の赤い実がなります。
こちらにあるのがキカラスウリ、葉に光沢があるのがそうです。こちらは黄色の丸い実をつけます。古くから薬用に用いられており、根を粉にしたものは「天瓜粉」と呼ばれ、ベビーパウダーのように用いられてきました。
カラスウリの葉
キカラスウリの葉
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農場のクモ(浅間先生)
※屋根の下にたくさんのクモが巣を張っています。牛舎の周りのクモを、浅間先生が解説されました。
この屋根の下にはたくさんのクモがいますね。これらはジョロウグモで、大きい方がメス、小さい方がオスです。家畜小屋の周りは餌となるハエが多いため、クモの網が多く見られます。
(道向かいの木に張られたジョロウクモの巣を見ながら)
こちらにも立派な網が張られています。ジョロウグモは網の目が細かく、またその中にギザギザとした横糸を観察することができます。これは巣を張るときに使われた足場糸で、他のクモでは横糸を張るときに足場糸を食べながら回収してしまいますが、ジョロウグモはそれを残すためさらに網の目が細かくなります。
メスは脱皮を繰り返し、オスより大きくなります。
※牛舎の壁に近づきながら、小さなクモをみんなで探します。
こちらのゴミだらけの網は、ネコハグモというクモの網です。背中の模様がネコに似ているということで名づけられました。ネコハグモは毒を持っていませんが、網の糸の粘着力が非常に強く、捕まえた獲物を逃しません。この粘着力は、円網や不規則網などは粘球によりますが、このクモの糸はたくさんの細い糸でできており、それに虫が絡まってしまうのです。普通は雨が降ると粘着力は落ちますが、この糸は逆にゴミが洗い流され、粘着力が増すのです。このクモの粘着力はモップがゴミをくっ付けるのと同じ原理です。
ジョロウグモの巣
ギザギザしているのが足場糸
ネコハグモとその巣
★ ★ ★ ★ ★ ★
※ここで午前のパートが終了し、果樹園のカキの下で昼食休憩。
FSセンターの高橋先生により、ナシの食べ比べと品種当てが行われました。
特に、近年栽培量が激減している「長十郎」という品種に関しては意見が分かれましたが、数人の熱狂的ファン(レポーター脇本含む)の嘆願により、お土産に少しいただくことができました。
ナシの試食に一斉に手を伸ばす参加者のみなさん
 
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果実のつくり(岩瀬先生)
※昼食をとったカキの木の下で、カキとナシの果実を見比べながら、岩瀬先生の解説がスタートしました。
カキとナシはどちらもなじみのある果物ですが、その成り立ちが大きく異なります。断面を見てみましょう。
カキは、ご覧のとおりがくの上に果実がついています。これは、花の子房と呼ばれる部分が膨らんでできたもので、子房の中の胚珠は8個あるため、本来は8個の種子ができます。食べているのは中果皮と呼ばれる部分で、このような果実を真果と呼びます。
いっぽうナシは、がくの下側が膨らみ果実となります。食べているのは子房を包み込む花床または花托と呼ばれる部分で、カキでは食べられていた子房や胚珠は、ナシでは芯の部分に相当します。このような果実を偽果と呼んでいます。胚珠は5個あるので、リンゴやナシを横に切ると、種が5角形に並んでいるのが分かります。
木陰でカキの果実の解説をされる岩瀬先生
ナシ(偽果)の断面
カキ(真果)の断面
(クリの実の差し入れがあり)
ついでにクリについても解説しましょう。いがは総苞と呼ばれる部分に当たり、食べられているところは子葉に相当します。果皮はクリの殻に相当し、種にあたるのは渋皮から内側の部分です。1つの花序にふつう3つの雌花があるので、いがの中には3つのクリの果実が入っていることが多いのです。
※解説時、教材として用いられたのが、「校庭のくだもの」(鈴木邦彦・岩瀬徹著、全農教)。
スーパーでもなじみのものから、世界の不思議なくだものまで、植物学的な視点から解説した興味深い本です。
「校庭のくだもの」の詳細ページはこちら
昆虫の見ている花のすがた(浅間先生)
※浅間先生お得意の紫外線写真で、花を撮影してみると、驚きの結果が…
昆虫や鳥は紫外線を視ることができ、それにより我々ヒトとは別の情報を受け取っていると考えられます。このカメラは特別製で、紫外線を撮影することができるのですが、これでキクイモの花を撮影してみましょう。
キクイモの通常の写真と紫外線写真(浅間茂)
お分かりでしょうか、人間の眼では明るい黄色をしていますが、紫外線写真では中心だけ真っ黒になっています。これは「ここに蜜と花粉がありますよ」という、花から虫へのサインだと考えられています。英語では「ネクターガイド」と呼ばれています。かっこいいですね。
ナシの接ぎ木(高橋先生)
※ナシ園で、栽培されている数多くの品種を見せていただいたあと、まだ若いナシの果樹園で高橋先生による解説が行われました。
こちらでは、ナシの苗木を育てています。苗木がある程度育つと、横に倒して隣の木に接いでいきます。これを繰り返し、複数の苗木をつないで大きな木に仕立てます。これをジョイント仕立てと言い、これによって通常5年ほどかかる骨格枝の形成が1年でできるようになりました。数年後には、接ぎ木した部分から下を切り、完全に枝のパーツにしてしまいます。
なお、1本の木に複数の品種を実らせることも可能です。
2本の木をつないでいる
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植物遷移調査地の変遷(飯島先生)
※前回の観察会からさらに2年が経過し、こちらの調査地もさらに変化が見られたようです。
ここは「人の手が入らない土地では植生がどのように変遷していくのか」を観察するための調査地です。ここの調査地は来年で10周年となります。ごらんのとおり、ススキ、セイタカアワダチソウなど草丈の非常に高い雑草がこんもりと茂り、中に入るのも困難になっています。前回、木本として初めて確認されたカエデは枯れてしまいましたが、新たにクワやコウゾが見られます。これらは鳥によって種子が運ばれてきてこの地に侵入してきたものと考えられますが、はっきりとした理由はわかりません。年々植生の種類が減り、シンプルになっていると感じられます。
人が入れないほどに茂った調査地のようす
※猛暑の中参加いただいたみなさん、茨城大学農学部附属FSセンターのみなさん、そして講師の先生方、どうもありがとうございました。
話題がたくさんありすぎて終了時間が遅れてしまいました。申し訳ありませんでした。
今回、参加者の方から「唐沢学長は、ご自身の担当部分の解説もされながら、ほかの先生方の解説にも真剣に耳を傾け、新たな知識を得ることを心から喜ばれていて、見ていて感動してしまいました。」という声をいただきました。
私たち事務局も、唐沢学長をはじめ講師のみなさんの知的好奇心の強さにはいつも感嘆してしまいます。負けないように頑張っていきたいですね!
レポーター:自然観察大学事務局 脇本

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