2010年度

自然観察大学 第3回
2010年10月3日(日)
場所:都立野川公園
秋の観察会の大きなテーマは果実と冬芽です。春から続けての観察で、どのように変化しているか楽しみです。
話題になった生物
■植物
・草本
アキノエノコログサ
オオエノコロ
オオブタクサ
カゼクサ
キンエノコロ
コテングクワガタ
チカラシバ
トネアザミ
メヒシバ
・木本
アオギリ
アカマツ
イチョウ
キリ
クス
クマノミズキ
クワ
コウゾ
ハナミズキ
ヒマラヤスギ
プラタナス
ヤマボウシ

 

■昆虫
アカスジキンカメムシ(幼虫)
アカボシゴマダラ
イチモンジセセリ
エサキモンキツノカメムシ
オオスズメバチ
オオチャバネセセリ
コガタスズメバチ
コブノメイガ
ゴマダラチョウ(幼虫、卵)
セスジスズメ(幼虫)
タマゴバチ類
チャバネアオカメムシ
チャバネセセリ
ツマグロヒョウモン
ツヤアオカメムシ
ブタクサハムシ
モンキチョウ
ヨトウガ類(スジキリヨトウ卵)
■クモ
オオヒメグモ
ジョロウグモ
ネコハグモ
マルゴミグモ
■鳥
スズメ
ハシブトガラス
モズ
ムクドリ
イチョウの種子
>> 春からずっと見てきた落下したイチョウの実。今回は黄色く熟していた。
【岩瀬】5月の第1回では2個ずつついていたのが、ひとつだけ成長しています。もうひとつは痕跡が見えます。
イチョウの実といっていますが、イチョウは裸子植物ですからこれは果実ではなく種子です。我々が食べる“ぎんなん”は胚と胚乳で、周りの堅い殻や臭い部分は種皮ということです。
果実か種皮か、我々は区別していますが、イチョウ本人にとってはなんと呼ばれようと知ったことではありませんね。
イチョウの種子(ぎんなん)
『写真で見る植物用語』(全農教)より
■クスノキの新葉
【岩瀬】クスノキは春に一斉に開いた新葉を見ましたが、さらに夏にも伸びたようです。今見られる緑が淡い葉がその新葉ということです。
新葉の出かたなど、詳しく観察している方がいて、3つのパターンがあるそうです。そのあたりのことは自然観察大学HP(トピックス)でクヌギの例が紹介されているので、あとで見てください。ケヤキの例も紹介されています。
クスノキ。淡い色の部分が夏に伸びた新葉
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■アカマツ
【岩瀬】前回見たアカマツの雌花は、先端で小さな球果になっています。その間に見える尖ったところが来年の芽です。その枝の元のほうには昨年の球果が見えます。今やっと熟してきて、まつかさが開きかけています。春に見た雌花は来年の今ごろ熟して種子を撒くということですね。

アカマツの今年の枝。先端に今年の球果、元のほうに昨年の球果。右は先端のアップで、冬越しの芽が見える
>> なるほど。成長の過程が見えてきた。今の状況を見て去年と来年の姿が想像できる。
■オオヒメグモ
>> カエデ類の樹幹の二股になったところにクモ網があった。
【浅間】これはオオヒメグモの網です。オオヒメグモは家の周りに多いクモで、世界中に広くいます。このような人間とのかかわりの深いクモは多くはコスモポリタン(世界共通種)です。
オオヒメグモの網は不規則ですね。このクモは網で獲物を捕らえるのではありません。 “釣り上げ方式”です。よく見ると光った玉が見えますね。粘球といって、これに貼りついた獲物を釣り上げるというわけです。
>> みんな交替でルーペを使って粘球を確認して、納得。
『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ』(全農教)より 
オオヒメグモの粘球(撮影:浅間茂)
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■クマノミズキ
【唐沢】クマノミズキの果実がびっしり付いています。ざっと数えてみましたが10万〜15万個はあるでしょう。
果実のつき方に注目してください。
いかにも食べやすい小さめのサイズで、鳥に食べてくださいと言わんばかりです。この観察会が始まる直前にハシブトガラス、ムクドリ、ヒヨドリ、シジュウカラなどが飛来して食べていました。

クマノミズキ果実を前に話をする唐沢先生。
>> そう説明している時に、数羽のムクドリとハシブトガラスが飛んできて、果実を食べはじめた。
【唐沢】 春、花の季節に花粉を運ぶ昆虫に対して、そして秋の果実の季節には鳥に対して、植物がプレゼンテーション(提示・提案)していることが分ります。
これだけの果実があるのに、周りを見てもクマノミズキの芽生え(実生)は見当たりません。これだけの果実から芽生えがないのは不思議です。
鳥散布型であることは分かっていますが、種子が鳥に運ばれても、虫に食われたり、日照りで枯れたり、公園なので刈り込みや踏みつけもあるでしょう。実生が生長し、大木にまで生育できるのはごくわずかです。
>> なるほど芽生えは見つからない。仮に、クマノミズキの樹齢を50年、果実が年10万個できるとして、1本の成木ができる確立は、50年×果実10万個=500万分の一ということか。
【岩瀬】クマノミズキの芽を見てみましょう。果実の付いた花序(今年はこれが主軸だった)のつけねに、来年の冬芽があります。なので、主軸以外のところに芽が出てそれが伸びて来年の主軸になる“仮軸成長”ということです(第2回レポート参照)。クマノミズキは対生なので、両わきに二つの芽があります。
クマノミズキ冬芽
>> そういえば、クマノミズキは対生で裸芽(らが)だから“クマノタイラ(対裸)”と覚えるのだった。
【山崎】いま、このクマノミズキでは何種類かのカメムシが観察できます。一番多いのはアカスジキンカメムシの幼虫で、ほかにアオクサカメムシ、チャバネアオカメムシ、エサキモンキツノカメムシです。
カメムシにとっても果実は栄養価の高い、良い食料になると思われます。
いま、アカスジキンカメムシの幼虫はかなりたくさんいますが、きれいな成虫は意外に少なく、見る機会はグッと減ります。
>> しばしの間、みんなでカメムシ探しに没頭。
“ここにいます”“こっちは孵化したばかりのがいる”と盛り上がった。
アカスジキンカメムシ幼虫
〔参考〕アカスジキンカメムシ成虫
■コテングクワガタ
【久保田】みなさんの足元を見てください。コテングクワガタといって、春の観察会で花を見たものです(第1回レポート参照)
今は地面をはうような形になっています。少し掘ってみたら節々から根を出しています。ヨーロッパ原産の多年草で、グランドカバーなどにも使われているようです。おそらくこのまま冬を越して、来年の春に立ち上がって花をつけると思います。
コテングクワガタはほかの場所ではあまり見られません。この野川公園は不思議にたくさん見られます。3年前の観察会よりも今年はずっと多くなっているようです。
少しだけ持ち帰らせてもらって、自宅で観察してみるつもりです。
>> 自宅で栽培した続報はHPで見せていただけることになった。期待しよう。
地表をはうコテングクワガタ

春の様子を紹介する久保田さん。
■アオギリの果実
【村田】これはアオギリです。部分的に見ると葉っぱの縁に実(種子)が付いているように見えますが、遠目に樹を見ると全体が果実であることがわかります。
葉っぱに見えるところは心皮(しんぴ)と言って雌しべを構成する部分です。果実や花は、葉が変形・進化したものであることが想像できます。
岩瀬先生らの書かれた『写真で見る植物用語』にはこの進化のイメージ図があります。あとでご覧になってください。
アオギリの果実は今は5片に分かれていますが、若い果実ではくっついてひとつになっています。
【他の講師からの声】本を見て、実物を見ると本当にわかりやすい。その上講師の解説があるのでたいへんありがたいです。
アオギリの果実。本来は5片ある。

『写真で見る植物用語』(全農教)より
参考:キリの果実は、自然観察大学HP トピックス を参照。
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■ムクドリの群れ
【唐沢】あそこに20羽ほどのムクドリの群れがいます。日中はこのような小さな群れで餌をとっていますが、夕方になると集まってより大きな群れとなり、夜には集団で塒(ねぐら)をとります。
なぜ、このような集団をつくるのかは興味のある問題です。ムクドリやスズメ、カラスなどは、群れることによって天敵をいち早く発見することができること、食物を見つけるのにも有利だから、と考えられています。
ムクドリの集団

ムクドリの就塒前集合(撮影:唐沢孝一)
【唐沢】右の写真は以前千葉県の市川市で撮影したもので、塒に入る前に集合したムクドリの写真です。
ムクドリやスズメといった都市鳥は、駅前などの繁華街で塒をとります。夜は鳥たちにとって大変危険な時間帯ですが、駅前の明るくてにぎやかな場所は、天敵を発見しやすいこと、人がいるので天敵が接近しにくいことなどの利点が考えられています。
集団の大きさは、厳冬期(12〜2月)に最大となり、時には5万〜10万羽にもなります。春の繁殖期になると各地に分散します。
■ハナミズキとヤマボウシの果実
>> ハナミズキとヤマボウシは離れた場所にあって別々に観察したが、ここではまとめて紹介させていただく。
【村田】ハナミズキとヤマボウシはどちらもミズキ科ですが、花の構造はミズキやクマノミズキと違って複合花(複合果)という形です。中心部に多数の花序があって、その全体を包む花弁のようなものが総苞、ということをヤマボウシで前回話しました(第2回レポート参照)
今は1個の花が1個の果実になっているのでそのことがよくわかります。
ヤマボウシは複数の果実が密着して全体が丸い果実のように見えますが、よく見ると1個ずつ分かれているのがわかります。栄養状態がよければそれぞれの果実に種子があるということです。

ハナミズキの果実

ヤマボウシの果実
【村田】複合果のほかに “集合果”というのもあります。複合果は多数の花が集まった花序全体が果実になったものであるのに対し、集合化は1個の花に多数の雌しべがあってそれぞれが果実になったものです。両方をまとめて“集合果”としている例も多いようですが、成り立ちが違うので分けて考えたいところです。
>> 複合花、複合果=多数の花、多数の果実
   集合花、集合果=1個の花に多数の雌しべ、多数の果実
   ということか。
【村田】ここに複合果と集合果の例が紹介されています。先ほど紹介した『写真で見る植物用語』です。
『写真で見る植物用語』(全農教)より
■マルゴミグモ
【浅間】ここにマルゴミグモがいます。ゴミグモの仲間で、近年急激に北上し、分布域を広げているクモで、近年東京でも見られるようになりました。
縦に丸く見えるものがならんでいますが、上のほうは“卵のう”で、一番下にいるのがマルゴミグモの本体です。
マルゴミグモ(撮影:浅間茂)
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■ヒマラヤスギ
【飯島】前回見た球果は少し大きくなって赤味がでてきています。
こちらは今年の雄花です。まだ若いですが、もう少しすると花粉を出すと思われます。
あちらの球果は去年の雌花なので、今年の雌花がどこかにあるはずなのですが、見当たりません。もしかすると高いところにあるのかもしれません。
みんなで探すと見つかるかもしれませんね。
>> 双眼鏡を取り出してみんなで探すが見つからない。残念。

ヒマラヤスギの球果(昨年の雌花)

ヒマラヤスギ今年の雄花
■プラタナス
【村田】プラタナスは学名のPlatanusからきています。日本では “スズカケノキ”といわれています。上のほうに果実がありますがこれも複合果です。
さてこの冬芽はどこにあるでしょうか。見当たりませんね。
実は葉柄の中に芽があります。もう少しするとこの付け根のところに離層(りそう)ができて落葉し、中から芽が出てくるというわけです。
芽の断面の写真です。来年の準備ができているのがわかりますね。
プラタナスの冬芽と断面
■オオスズメバチ
【田仲】クヌギの樹液にオオスズメバチが集まっています。
今ごろのスズメバチは今年の働きはもう終わっていて、日がな樹液を舐めたりしています。いわば余生のようなものです。
スズメバチだけでなく、昆虫にとって樹液は濃くておいしい食料です。樹液を求めて争いになるくらいです。樹液を舐めていい気持ちになったスズメバチですから、我々も邪魔をしたり近づきすぎると敵とみなされて攻撃されるので注意してください。
【質問】樹皮をかじって樹液を出すんですか?
   
  【田仲】スズメバチが樹皮に傷をつけるのは無理があります。もともとの傷はほかの昆虫によると思われますが、ボクトウガが多いようです。もしかすると人間かもしれませんね。
オオスズメバチ
>> 今ごろのスズメバチは朝から飲んだくれている荒くれ素浪人のようなものか…
そういえば翅もヨレヨレで尾羽打ち枯らした風情だ。とばっちりを食わないように気をつけねば。
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■ゴマダラチョウ幼虫
【鈴木】エノキの葉にゴマダラチョウがいます。最近このあたりではゴマダラチョウに似たアカボシゴマダラが増えていて、どうもゴマダラチョウを圧迫しているようです。
アカボシゴマダラは当初は沖縄のほうから北上してきたと考えられていましたが、最近のDNAの判定で中国から入ってきたものらしいということがわかってきました。だとしたら誰かフトドキモノが運んできたことになります。
ゴマダラチョウ幼虫
この幼虫はゴマダラチョウで、背面の突起が3つで尾角(びかく)が2つに分かれています。アカボシゴマダラのほうは背面の突起が4つあります。
〔参考〕『校庭の昆虫』(全農教)より

〔参考〕アカボシゴマダラ成虫
■アザミの花を訪れるチョウ
【飯島】このアザミは“トネアザミ”といって、大型でとげが痛いのが特徴です。
タイアザミともいわれますが、その由来は大きいから大アザミ(タイアザミ)であるとか、痛いから痛アザミ(タイアザミ)である、とか言われています。
【平井】トネアザミを訪れているチョウはツマグロヒョウモンです。これは雄で、雌は翅の端が黒っぽくなります。ツマグロの意味は“端(つま)が黒い”ということです。このあたりをたくさん飛んでいるので後で探してみてください。
ここ数年関東でもたくさん見られるようになりましたが、本来暖地性のチョウです。一般には温暖化で北上してきたといわれていますが、別の考えとして幼虫の食草であるスミレ類のパンジーを緑化で使用するために一緒に広まったという説もあります。パンジーを栽培している地域では害虫と見なされ、防除対象昆虫になっています。
参考までに幼虫の写真も紹介します。
トネアザミ

ツマグロヒョウモン左から雄成虫、雌成虫、〔参考〕幼虫
【平井】ここではほかにモンキチョウとセセリチョウ類も見られます。
モンキチョウはモンシロチョウやスジグロシロチョウと同じシロチョウ科に属します。幼虫も似たようないわゆる“アオムシ”ですが、食草はマメ科のダイズやクローバなどです。参考までに幼虫の写真を見てもらいましょう。体の側面に黄色いすじ(側線)があるのがモンキチョウの特徴です。
モンキチョウ成虫

〔参考〕モンキチョウ幼虫
【平井】その他トネアザミの花に来ているのはイチモンジセセリ、オオチャバネセセリ、チャバネセセリ、そしてコガタスズメバチが1頭飛んできました。イチモンジセセリの幼虫はイネの葉を数枚つづってツトをつくるのでイネツトムシといわれイネの害虫です。マコモの葉に寄生すると、1枚の葉を折りたたんでツトをつくり中で蛹化します。
■タマゴバチ(タマゴコバチ)
【平井】エノキの葉裏にゴマダラチョウの卵が単粒産卵されています。この卵は黒化していてタマゴバチに寄生されているようです。黒化卵に孔があいているものがありますが、これはタマゴバチの成虫が脱出した痕です。
タマゴバチはゴマダラチョウの卵にタマゴを産み付け、卵内で孵化し、成虫になります。もちろんゴマダラチョウの卵は死んでしまいます。
タマゴバチに寄生され、黒化したゴマダラチョウの卵→
写真からはわかりにくいが、タマゴバチの脱出孔があった。
ふ化の間近い健全卵であれば、中の幼虫が外側から透けて見えるはず
(撮影:平井一男)
【平井】近くの葉にゴマダラチョウの3〜4齢幼虫がいますが、彼らはタマゴバチやカメムシなどの天敵生物の犠牲にならずにうまく幼虫になったものです。
ここにタマゴバチが寄生している写真をお見せします。先週の下見でこの場所で撮影したものです。
左の写真はこのたくさんの卵にタマゴバチが産卵し、育ったハチの成虫が今出てきているところです。卵に寄生するのでこのグループをタマゴバチと言います。体長は0.5〜1mmくらいです。
この卵はヨトウガ亜科スジキリヨトウという蛾の仲間の卵塊です。横から見ると、毛むくじゃらの中に丸い卵がたくさんあるのがわかります。卵を鱗毛で覆って守っているのですが、それでもこんなに寄生されてしまいます。
先ほどのゴマダラチョウのように卵がむき出しになっているとなおさらタマゴバチに攻撃されやすいと思われます。
スジキリヨトウの卵塊から羽化してきたタマゴバチ

スジキリヨトウの卵塊
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■コブノメイガ
【平井】野川沿いのエノコログサの葉の表面がかすり状に食べられています。犯人はコブノメイガです。コブノメイガは西日本や中国、東南アジアの稲作の大害虫で、同じようにイネの葉を食べてしまいます。
毎年南方から西日本に飛来してきてイネを食べますが、関東まで来たときにはすでに稲作は終わって、エノコログサやメヒシバなどのイネ科雑草を食べています。
コブノメイガは日本国内では越冬できないので、今はこれだけたくさんの成虫がいますが、すべて死に絶えてしまうということです。
コブノメイガ 『防除HB/稲の病害虫と雑草』(全農教)より
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■野川沿いの雑草
【岩瀬】この野川沿いの雑草は頻繁に刈られているようですが、水辺だけ残してあるようです。残された雑草は多くがオオブタクサで、これは本来ここにない外来の雑草ですね。この先どうなるんでしょうね。
ここに今あるエノコログサ類はアキノエノコログサとオオエノコロのようです。このところ自然観察大学のHPやブログなどで話題にしていますが、オオエノコロはアキノエノコログサと栽培種のアワとの雑種とされています。ここで見るオオエノコロにも、いろいろなタイプがあります。悩ましいことで引き続き観察したいと考えています。
野川沿いの雑草

エノコログサ類に悩む岩瀬学長
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●さいごに
唐沢副学長の挨拶のあと、修了証授与式がありました。NPOになってはじめての修了証です。
参加いただいたみなさん、そして講師のみなさん、一年間ありがとうございました。スタッフも楽しく勉強させていただきました

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2010年度 野外観察会
第1回の報告

第2回の報告

テーマ別観察会:農場 テーマ別観察会:
シダ植物観察入門