■オオブタクサとクワの実(植物)
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スタート地点にあるこの木はクワです。赤みがかった実がたくさん見られます。
近づいてみましょう。1つの実が大仏様の頭のようにぶつぶつになっています。よく見るとそのぶつぶつが1個の果実のようですね。先端の突起のようなものが雌しべの名残で、下部は子房が膨らんだ果実です。1つの果実のように見えますが、多くの果実が集まってあたかも1個の果実のようになっています。このような果実を複合果と呼んでいます。トウモロコシ、マムシグサの実もそうです。 |
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似た果実でも、コブシやキツネノボタンの実は1つの花の中にたくさんの雌しべがあり、それぞれの子房が果実になり1つの実になったものです。このような実は集合果と呼んでいます。ちょっとややこしいですが、果実はその成り立ちも知ったうえで、注意深く観察するとおもしろいですね。 |
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足元には、クワの葉に似た葉をつけた草がたくさんありますね。クワモドキともいいますが、一般にはオオブタクサが通用しています。ブタクサの仲間で、草丈が3mにもなります。
一般に河川敷や川の土手斜面のように湿り気の多い環境を好みます。きょうの谷津の観察コースのあちこちに見られますので、注意してみていきましょう。秋にはたくさんの花粉を飛ばします。現在ではブタクサは減ってきているのですが、オオブタクサはよく群落をつくっているのを見かけます。花粉症の原因になっています。
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群生するオオブタクサ(クワモドキ) |
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■オスグロハバチ(田仲先生)
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この斜面にはオスグロハバチがたくさん生息しています。だいたい5月の連休前に雄が現れ、連休中に雌が現れます。年に一回この時期にだけ成虫を見ることができ、ピーク時にはここだけで100匹以上の雄が飛び回っています。雌はスギナのまだ軟らかい茎の先端内に産卵します。 |
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いまは成虫を見ることはできないので、スギナの葉を食べている幼虫を観察しましょう。
(参加者全員で幼虫を探す)
居ましたね。ここでは体長が10mm以下のものから20mmを超えるものまでさまざまな大きさの幼虫を見ることができます。 |
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オスグロハバチ幼虫の脚(田仲義弘) |
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この幼虫を「イモムシ」と呼びたくなりますが、イモムシ、ケムシはチョウ目の幼虫の俗称なので、厳密にいうと「イモムシ」ではありません。イモムシは腹脚がふつう4対だけなのに対し、ハバチの幼虫は腹脚が5対以上ある点で区別することができます。みなさんがイモムシだと思っていたものの多くがハバチの幼虫かも知れません。身のまわりのイモムシのようなものをもう一度よく観察してみてください。 |
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■谷津の話(浅間先生)
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※あぜ道から全景を見ながら |
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今みなさんにご覧いただいているこの地形を谷津といい、そこにある水田を谷津田といいます。
地形を利用した水田は、それぞれの地形と水の使用方法の違いから、平田・棚田・谷津田・谷戸田の4つに分けられます。私が生まれ育った新潟では沖積平野に、平田が一面に広がっています。棚田はご存知の方も多いでしょう。谷津田と谷戸田は同じような地形を生かしたものですが、谷津田は千葉県に、谷戸田は神奈川県に見られます。
谷津は、約2万年前の氷河時代に海退によってできた渓谷において、温暖化の海進により再び谷底が海に覆われ、そこに堆積物が積もってできたものです。それが今から6000年前の縄文時代のことでした。私たちが立っている所(小さな崖の上の観察路)が、ちょうど海縁の所です。その低地が水田に利用されているのです。ここは香取海といい、銚子から広がる大きな内湾だった所です。
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谷津田では、脇の斜面林の湧き水や上流部の泉をためて利用していました。水田の中央には排水路があります。しかし今は手賀沼の潅漑用水を使っています。
他の谷津田では、肥料として斜面林の下草や小枝を使っていましたが、この地域では藻取り(モク取り)といって、手賀沼からガシャモクなどの水草を船で集めて、肥料にしていました。それが沼の浄化に役立っていたのです。
谷戸田は谷津田より狭くなっていることが多いです。上流部に行くにつれ標高が高くなり、山から流れ出る水を集めて水田に利用しています。
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谷津田を代表する動物としてシュレーゲルアオガエルがいます。成体は周辺の斜面林で生活し、畦の穴に泡の卵塊を産みます。ふつうカエルの卵は黒いイメージがありますが、シュレーゲルアオガエルの卵の色は黄白色です。黒いのはメラニン色素によるもので、紫外線を吸収し熱に変えて放出します。シュレーゲルアオガエルの卵は泡の中にあるため、紫外線の害を受けることがなく、わざわざメラニン色素を作る必要がないのです。 |
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■シリアゲムシの話(鈴木先生)
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シリアゲムシの特徴は、オスの腹部末端にハサミのような把握器があり、それを持ちあげていることです。その姿勢から「シリアゲムシ」と呼ばれるようになりました。サソリのようにも見えることから、英語ではスコーピオン・フライといわれます。
把握器を持ちあげていたり、顔が馬面だったりと形態も面白いのですが、配偶行動にも特徴があります。シリアゲムシの仲間は、傷ついて動けない虫や桑の実などを餌にしているのですが、オスは餌がある場所でメスとの交尾のチャンスを待ちます。種類によっては、オスは翅を震わせたり、フェロモンを出してメスを誘います。
シリアゲムシの近縁種「ガガンボモドキ」の仲間の配偶行動はもっとユニークです。ガガンボモドキは生きた小昆虫を捕まえて食べる肉食性です。そこで交尾の際に、オスはプレゼント用のおいしい餌を捕まえて、メスを待ちます。メスがそのプレゼントを気に入れば、カップル誕生となります。岡発戸では、6月下旬にガガンボモドキが出現するので、運がよければ配偶行動を観察できるかもしれません。 |
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■タンポポの話(植物)
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カントウタンポポ:総苞外片は密着し、先端に突起(ツメ)がある |
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セイヨウタンポポ:総苞外片が反り返る |
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ここの谷津沿いの農道には、中央に帯状の雑草群落が見られます。その中や路縁にタンポポが咲いていますが、ほとんどが在来種のカントウタンポポです。谷津の外はどこもセイヨウタンポポです。ここのカントウタンポポは踏みつけにあうようですが、それにはよく耐えています。谷津ミュージアムには残っていてほしい植物の一つです。
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■踏まれる小路の雑草(植物)
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小路の雑草:オオバコなど踏まれに強い草種が目立つ |
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今、歩いてきた小路を振り返って見てください。小路の中央にオオバコやイネ科の雑草が生えています。踏まれることに強いことから、他の雑草の少ない場所を選んで生育している植物です。
昔はこのような小路はよく見られたのですが、最近は舗装された道路が増え、少なくなっています。 |
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■クリタマバチ(田仲先生)
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これはクリの木です。向こうの林の手前に見える白い2本の枯れ木もクリの木でした。
枯れた原因は、この木にもたくさん見られる、葉の付け根にある赤いこぶのようなものと考えられます。このこぶはクリタマバチによってできた「虫こぶ」です。中にはクリタマバチの幼虫が入っています。
ハチは6、7月頃、成虫になって外に出てきて、できたばかりのクリの冬芽に産卵します。次の年に冬芽が伸び始めると「虫こぶ」も大きくなって、いま観察しているような大きさになるのです。産み込まれた卵が多いと、枝も葉も全くできず「虫こぶ」だけになります。ほとんどの芽がそうなると、向こうの白い枯れ木のようになってしまうのです。クリタマバチはクリの木を枯らす大害虫です。
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ただ最近クリタマバチの被害は少なくなっている地域もあります。(北米やイタリアは現在でもひどいようです。)
これはクリタマバチの移入元の中国から、天敵のチュウゴクオナガコバチを導入したこと、また日本のブナ科樹木のタマバチ類に寄生していた寄生バチ類がクリタマバチにも寄生するようになったことが理由の一つと思われます。 |
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クリタマバチの虫こぶ内に産卵するチュウゴクオナガコバチ(「狩蜂生態図鑑」より引用) |
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■ヒメウラナミジャノメ(山崎先生)
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※小さな灰色のチョウが盛んに飛んでいます。 |
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ヒメウラナミジャノメ |
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このチョウはヒメウラナミジャノメといいます。和名の由来は、小さく(可愛く)翅裏に波状の模様を持つ蛇の目紋を持つチョウ、というものです(漢字では「姫裏波蛇の目」)。このチョウの形態を的確にとらえた名称だと思います。
ヒメウラナミジャノメはタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に属するチョウです。この科は前脚が小さく退化して4脚歩行となっています。この退化した前脚を使い、産卵時に葉をたたく行動が見られることから、食草を見分けるための感覚器官になったとも考えられています。
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田園地帯から都市部の住宅街などに広く生息しています。林縁を好み、幼虫の食草はイネ科、カヤツリグサ科です。
幼虫で越冬します。普通種ですが、よく見るときれいですね。
身近にいるチョウなので今年はじっくりと観察する対象にしてはいかがでしょうか。 |
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■シロダモ(植物)
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シロダモ |
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この木は、この野外観察会では毎回のようにテーマになるシロダモです。新葉が垂れ下がり、ちょうどウサギの耳のように見えるところから「ウサギノミミ」という名前で呼ぶ地方もあります。
シロダモは葉の裏が白っぽく、また以前はタモ(タブノキの仲間)の仲間だと思われていたので、このような和名で呼ばれるようになったと考えられています。
シロダモは年に1回枝を伸ばすので、よく観て辿っていくと、この木が何年前の葉までつけているかが分かります。
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※カバンからビニールひもを取り出す |
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同じ木を数年にわたって観察することも多いのですが、その時にはこのようなひもを木の枝に巻きつけておくと、その年に観察した枝がどれか、次回以降もすぐに見分けられます。 |
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■アカネとヤエムグラ(植物)
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この柵に絡みついている雑草はアカネです。触れてみると、葉や茎がざらざらで、とげのようなものがついています。これで、他の植物などにひっかかりながら伸びて行きます。
葉のつき方を見てください。葉のつき方には、互生、対生、輪生の3種類があります。1つの節から3枚以上の葉をつけている状態を輪生といいます。
アカネは4枚つけていますね。4枚とも同じような葉に見えますが、2枚が本来の葉で、残りの2枚は托葉にあたります。近寄って見ていただくと、節から葉と芽が出ている様子がわかると思います。葉のつけ根から芽が出ている葉が本来の葉で、出ていない葉が托葉にあたります。
ヤエムグラの葉のつき方も輪生で、1つの節に6枚から8枚の葉がついていますが、2枚が本来の葉で残りは托葉です。
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■谷津対岸の森を見る(中安先生)
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谷津対岸の森のようす |
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新緑の季節、樹種の違いや葉の成長度合いの違いで森はいろいろな緑に色づいています。その微妙な色合いの違いを言葉で表現するのはちょっと難しいですが、そんなときに役立つのが「色見本」(DICカラーガイド「日本の伝統色」など)です。
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たとえば、スギの円錐形の樹冠の色は『千歳緑(せんざいみどり)』、明るい緑が多い中で褐色がかった『鶸色(ひわいろ)』に見えるのは新葉と交代前のタケの葉、日光を反射してテカテカ光る『萌葱色(もえぎいろ)』はシラカシの若葉、ブロッコリーのようなモコモコした樹冠の『猫柳色』はスダジイの若葉と雄花の色、緑の濃さが増して『常盤緑(ときわみどり)』になったコナラの葉が風に吹かれて翻り、『白緑(びゃくろく)』の裏面がちらりと見える・・・といった具合です。
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対岸に見える南向き斜面の森には様々な種類の木が生えています。多いのは常緑広葉樹(スダジイ、シラカシ、アカガシなど)ですが、落葉広葉樹(コナラ、イヌシデ、ケヤキなど)も混ざっています。
この地域本来の植生(自然植生)は、台地上から谷津の斜面にかけてはカシ類やスダジイなどの常緑広葉樹が優占する照葉樹林、谷津の湿地ではハンノキ林、ヤナギ林、ヨシ群落などです。ただし、人々が長年暮らし続けてきたこの地域ではそうした自然植生は断片的にしか残っておらず、ほとんどは人間の活動の影響を受けて改変された植生(代償植生)ばかりになっています。北総の谷津斜面の代表的な代償植生はコナラやイヌシデなどが優占する落葉広葉樹林で、この谷津の斜面にもそのようなタイプの林があります。
対岸の森はそれほど強い人為の影響は受けてこなかったようで、自然植生である照葉樹林の雰囲気が十分に感じられます。落葉樹が多い部分も、このまま放置され続ければ、やがては常緑広葉樹に置き換わっていくものと考えられます。 |
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■クモの話(浅間先生)
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ちょうど今の時期は、ゴミグモの交接期です。
網を張るクモの雄の大部分は、成体になると網を張らなくなり、雌さがしの旅に出ます。ゴミグモの雄は、雌の網を見つけるとそこに糸を張り、それを引いて「ここに雄がいるぞ」という信号を送ります。当然ながら、不用意に近づけば餌として食われてしまいます。
先ほど、ちょうどこのゴミグモの交接を観察しました。今まだ同じ雄がここに陣取っているのは、複数回交接するためだと思われます。雄は雌がいる網の中心部に糸を引き、その糸をかなり揺さぶりながら引っ張ります。辛抱強く何回も続けるうちに、雌が少し近づいて来ると素早く歩み寄り、交接し、あっという間に離れてしまいました。まごまごすると食われてしまうからです。
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網を張るクモは糸で愛の信号を送りますが、ハエトリグモは求愛ダンスをし、アズマキシダグモは雌にブレゼントをあげます。カニグモの仲間は雌を糸でグルグル巻きにしてから、長い交接をします。でも交接後に、雌は容易に糸を解いていますから、儀式と思われます。 |
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クサグモの幼体(左)とコクサグモの幼体(浅間茂) |
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近くにはクサグモやコクサグモが棚網を張っています。クサグモから1ヶ月ほど遅れてコクサグモが出現します。クサグモの幼体は頭胸部が赤、腹部が黒なのに対して、コクサグモは頭胸部と腹部ともに赤色です。10月の観察会ではクサグモの雄が催眠術をかけて雌と交接するのが観察できるかも知れません。 |
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■キオビツヤハナバチ(田仲先生)
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キオビツヤハナバチ成虫:名前の通りの体色 |
(田仲義弘) |
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折れたセイタカアワダチソウの枯れ茎に、白いゴミが付いているのが分かるでしょうか。折れたところを見ると、直径4、5mmの丸い穴が開いています。これはキオビツヤハナバチが、髄(ずい)を掘って作った巣です。静かに見ていると、ハチが様子を見に巣口に現れることがあります。
花で花粉や蜜を集めているのを観察すると、腹部には黄色い帯が見え、また身体は全体的に黒くつやつやしています。それでキオビツヤハナバチという和名になりました。
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枯れ茎を一つ割ってみましょう。
20〜30cmほどトンネルが続いて、奥の方には随で仕切られた部屋が並んでいます。一つ一つの部屋には花粉(高タンパク質)と蜜(高カロリー)でできた餡(あん)があり、上奥にはバナナ型の卵が載っています。卵からかえった幼虫は、親が用意した餡を食べて成虫にまで成長します。
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巣の作り方は以下の通りです。まず必要な深さまで穴を掘り、一番奥を少し広げて部屋を用意します。部屋ができると、外出して花粉と蜜を集めます。部屋に戻ると、体に付いた花粉(主に後脚)を落とし、吐き戻した蜜とこね合わせます。これを十数回繰り返すと、幼虫1匹分の餡ができます。産卵すると、入口手前を掘り広げて次の部屋を用意します。この時に出た随のカスで部屋と部屋の仕切りをつくります。それで巣の中は上の写真のようになるのです。 |
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■ヘビイチゴの仲間(植物)
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2、3日前に路ばたの草刈がされたようですが、それをまぬがれたヘビイチゴの赤い実が見られます。花は終わっていたのでそれは先日発売された「新・雑草博士入門」P33の写真で見ていただければと思います。 |
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ヘビイチゴのほんとうの実(そう果) |
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ヘビイチゴの花は、中心に花床が突き出てそれに多数の雄しべと雌しべがついています。この花床がふくらんで見かけ上の実になります。これを偽果といいます。食べているイチゴも偽果です。
ヘビイチゴは偽果の表面は小さな粒々でおおわれています。ルーペで見るとこの粒の表面はしわしわです。この中に1個の果実(本当の果実、そう果という)が入っています。さらに、そう果の中には1個の種子があるのですが、見た目にはそう果=種子です。偽果が動物に食べられても、そう果は消化されずに排出されるのでしょう。
今日の観察会のゴール地点の林床には、ヤブヘビイチゴがありました。こちらは偽果が大きく、表面の粒々にしわはなく滑らかです。
「新 雑草博士入門」にはヤブヘビイチゴのそう果の断面写真が載っています。そう果は硬くて撮影者は断面をつくるのに苦労しました。 |
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■カマツカとニワトコ(植物)
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カマツカを観察する |
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カマツカの花(5月10日撮影) |
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この木はカマツカという木で、漢字では「鎌柄」と書きます。鎌の柄に使われるほど丈夫なため、このように呼ばれるようになりました。
ウシコロシ、という別名もあるのですが、それは牛の鼻木を通す穴をこの木を用いて開けたことによるものだと言われています。地方によってはウシタタキと呼ぶところもあり、これは牛を歩かせるための鞭に用いたためとも言われます。
先週の下見の時には白い花が咲いていました。今日はもう散ってしまっていますが、今後どのような果実がなるのか楽しみです。 |
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※ニワトコの横に移動して |
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こちらの木はニワトコです。春早くに萌え出し、水田にすき込んで緑肥として使用されたことからクサジイ(草敷きが音便化したもの)と呼ばれます。
また打撲の治療などの薬用や、骨折時の添え木などにも利用されたので「接骨木」という漢字があてられることもあります。
今は小さな緑色の実がついていますが、これも今後どうなるか楽しみです。 |
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ニワトコの下で解説される川名先生
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